制作支援部隊-UMBRA-隊長のミナヅキじゅんです。
皆様、2021年は大変お世話になりました。
自分の記録用ですが、昨年の振り返りと今年を抱負を記しておこうと思います。
まずは2021年の振り返りから…
1月「自分磨きの月」
声優として事務所に所属することになり、新しい環境でのスタートを切った1月。
自分のブランディングに力を入れようと、色々やりました。
・パーソナルカラーや骨格診断を取り入れた
・スタイリストさんとシーズンごとに服を選んでいただく契約をした
・メイクレッスンを受けた
・姓名判断をもとに、エネルギーのある芸名をつけた
とにかく自分の魅せ方を考えた月でした。外見から磨いていこうということで、自分をアップグレードし、看板をしっかりと掲げ、やっていくぞという決意をした月でもあります。
2月「新たな挑戦とピリオド」
お世話になっている音響制作会社さんとの出会いがあり、初めてワークショップの講師をした月です。
今までも講師をやったことはありましたが、自分はまだまだ未熟で、教えてもらう側だと思っていたので、そんなに積極的に講師業はやっていなかったのです。
でも、いざやってみると、教えているというより、教えてもらうことの方が多いし、言ったからには自分もやらなくてはと、背筋も伸びるので、やってよかったなと思います。
あとは脚本の師である山本陽将さんのもとで、小説の連載原稿を書いておりました。企業さんに何本も何本もログラインや企画書を投げ、ボツをくらい続け、心も折れ続けながらようやく短編の連載が決まり、2月にようやく納品を終え、短い修行期間に一旦ピリオドを打ちました。こちらは今年、作品が発表されると思いますので、お楽しみに。
あと2月はClubhouseが流行って、そこからのご縁が実を結んでいる気がします。流行りには乗っておいてよかったぜ。
3月「拡大の兆し」
ミナヅキの弟が映像編集マンなのですが、3月に弟に来たご依頼の相談に乗っているうちに、脚本の監修、キャスティング、収録、音声編集などを全部請け負うことに。これが2021年の一番の収入源になるとは、この時は思ってもみなかったのである。
ちなみにこちらの企業さんからのご依頼で、全部で150本ほど納品してます。これだけやれば編集の腕も上がるというものです。
また、自分磨きの延長で、今となっては歌の師匠であるYascottiさんの元でボイストレーニングを本格的に始めました。ボイトレだけどほとんど筋トレなんですよ。けど、おかげで歌だけでなく喋りの方も安定した発声になってきました。
4月「ご縁が広がりすぎた」
山本さんの脚本WSに参加した月です。そこでとあるシナリオライターさん(スクエニのゲームとかも担当されてる)と出会いまして、その方のお陰で色んなゲーム会社の方と繋がりました。某社長宅の飲み会にお呼ばれされ始めたのもこの頃ですね。
そして、後々某ゲーム会社の方が新たにBL関係の事業をやりたいとおっしゃるので、協力することになるのでした。
5月「同志との出会い」
今では超絶リスペクトしているUmbrella代表の辰巳さんにコンタクトして、色々お話を伺った月です。同年代で、作家やプロデューサー、ディレクターをされていて、会社も起こしているスーパーウーマン。まさに自分の理想系ですね。
辰巳さん繋がりで色々なクリエイターさんと知り合いましたが、デザイナーの野谷トオルさんには、2021年めちゃくちゃお世話になりました。特にロゴ制作では抜群のセンスとスピード感でとても助かっています。
6月「初挑戦はボロボロ」
初めてオーディオブックの地の文に挑戦した月。しかし、初めてで10万文字は流石にきつかった。正直、自分はナレーションとかよりセリフの人だな、と思いました。
あと、6月も結構出会いがあった月で、憧れの先輩である、劇団クロジの松崎亜希子氏の元に突撃し、BLについてや声優業界についてお話ししました。いつか一緒にお仕事できるように精進しようと思います。
それと、編集サポートで携わった天つ風の打ち上げがあり、ころぷろのメンバーや天つ風の声優陣と対面した月でもありますね。
7月「引っ越しました」
数年、東京に住んでいたのですが、家族の都合もあり、地元神奈川に引っ越した月。緑も多くて、静かで落ち着くので、とてもいい環境です。
和室なので琉球畳を敷いて、家具の背も低いものをチョイス。インテリアに多少こだわれるようになったのは、稼げるようになったからかな、と少しだけ自分の成長を感じました。
8月「入浴週間」
地元のスポーツジムに通い始めた月です。トレーニングも効果があったのですが、ここはプールや温泉設備、サウナがあり、ミナヅキに入浴という習慣ができました。
肩こり、腰痛で悩みまくっていたのですが、長時間寝るより入浴やストレッチ、ヨガの方が疲労が取れると分かり、元気になった分、反動で仕事を詰めまくるようになりました。
9月「苦手と向き合う」
補助金の申請のために、事業計画書を作成しなくちゃいけなくて、めちゃくちゃ数字と戦っていた月です。コンサルタントの方が「絶対需要あるし、強みしかないから、ちゃんとやりましょう」って言ってくださって、チョー心強かったな。
ミナヅキ自身のホロスコープに【土星・魚座・2ハウス】というものがありまして…土星って、簡単にいうと苦手意識とか、試練を司る部分なんですね。で、魚座はアーティストの星なので、クリエイティブなことや想像力を司っておりまして、2室は資産とか収入関係で作用する場所なんです。
簡単にいうと、ミナヅキは「自分のスキルや作品で稼ぐ、値段をつける」という行為が苦手なのです。で「30歳の時にその土星の試練がやってくるからね」「生涯でいくら稼ぐ気があるかを問われるよ」と占い師に言われておりまして、補助金や諸々のタイミングがドンピシャなんですよねえ…。
さらに9月はボイスサンプル原稿作成企画を始めた月でもありまして、まさしく自分のスキルを総動員して、そこに自分で値段をつけた瞬間でもありました。
10月「インプットとアウトプット」
一番ボイスサンプルを作った月かもしれない。20人で締め切るって言ってたはずが、30人くらい作ってしまった。ボイスサンプルのセリフを作る時って、一番何に時間をかけるかと言ったら、リサーチなんですね。
ヒアリングの時にどんな用途で、とか事務所の傾向とか色々聞くんですけど、やっぱり流行りの作品をインプットしたり、売れている人のサンプルと聞き比べたり、同じ事務所で被りがないかとか気にしたりするので、みんなが知らないところで、めちゃくちゃリサーチ作業してるんですよ。
自分がマネージャーになったつもりで、この人を売るならこうかな、ああかなとか、本人のやりたいキャラと、合うキャラがどうにか折り合いつかないかな…とか、結構考えてます。
10月はとにかく、アニメ、映画、ゲームとあらゆる分野の流行りに触れようと思って、片っ端からインプットしまくった結果「俺は、流行り物が肌に合わねえ…」となり、反動でめちゃくちゃBL本を買ってしまったことを反省しています。
まあ、何がいいたいかっていうと、結構ガチで作っているものなので、割とお時間かかるよって話です。
11月「レベルを上げる」
久しぶりにボイスドラマのワークショップをやった気がします。まだ作品完成していなくて申し訳ないのですが、鋭意編集中です。ワークショップ用の作品は描くのが難しくてですね。どんな方がワークショップに来るか、分からないので…
・登場キャラクターは8人
・男女どちらでも成立するキャラクターにすること
・キャラクターの年齢感をバラけさせること
・ある程度、全員見せ場があること
・逆に初心者がいるかもので、出番の少ないキャラもつくること
・2時間の収録で録り切れること
・上記の条件かつ聞き応えのある物語を作ること
と、実は普通に作品を作るより難しいことをしているんですね。条件を満たすだけなら、まあできるっちゃできるんですが、やっぱり声優さんが「このお話を演じてみたい」と思えるような魅力がないとダメなわけで…ミナヅキ自身のレベルも上がらざるを得ないワークショップです。
12月「みんなの輪の中」
12月に入ってからは新規のご依頼や、大きなタイトルの収録を任せてもらえるようになり、本来は暇だったはずなのに、あら不思議。師走とはいったものだな…というくらい年末の末まで仕事してました。
前に師匠の現場を手伝っていた時に、とある声優事務所の代表の方と出会い、その方をTwitterでお見かけしたのでフォローしたところ、なんと覚えていてくださり、急遽ゲーム収録のご依頼が。その方とは一回しかお会いしたことないんですけど、ご依頼いただけるなんて嬉しいです。こういうご縁が有難いし、大事にしていきたいなと思いました。
あとは来年動くと聞いていたはずのBL案件が、まさかの年内に動くと15日くらいに判明しまして「年内ってあと15日しかないが?」と思いながら、駆け込みでキャスティングから収録の日程調整、ディレクション、編集までをやり、だいたい1週間くらいで作品を仕上げて納品しました。スピード感えぐいな。
あと、魔法のiらんど、コミック原作大賞・BLブロマンス部門にて「君は強気なジュリエット 」という作品が最終ノミネートに残っております。これはすごくビックリしました。
・応募総数:1,169作品
・予選通過作品数:478作品
・最終選考ノミネート作品数:80作品
だったそうです。大賞取ったらコミックス化するよ。最終発表は3月です。
こうして見ると、後半戦が怒涛のクエスト祭りだったような…。
さあて、今年の抱負は〜?
・数字へのチャレンジ
今年はBLレーベルを起こし、久しぶりに自身の作品の執筆や展開に挑戦します。魔法のiらんどのコンテスト結果もまだ出ていないので、今年の作家として、プロデューサーとしての目標は、ランキングやコンテストの結果など「分かりやすく数字で成果を残す」というところです。
昔は順位とかあまり興味がなかったんですが、最近は自分の作品に、ある程度箔をつけないと、協力してくださる声優さんやクリエイターさん達に申し訳ないなと思うようになりました。売れてえ。
・フィジカルの強化
昨年の後半からジムに通ってみましたが、やはり少し物足りないので、今年はパーソナルトレーニングに切り替え、短期集中で肉体を仕上げにいきたいと思います。
裏方仕事はデスクワークが多くて、座りっぱなしなので、体に良くないことだらけです。プレイヤーとしての自分もまだまだ現役なので、20代最後だからこそ、フィジカル強化に力を入れていきます。今年後半は余裕があったらダンスに復帰しようかな。
・バイクの免許を取る
移動手段を変えるというのが、自分の行動かなり影響を及ぼすと思うので、まずはその第一歩目として免許を取ろうと思います。あんまり忙しくならないでくれ、頼む。
さて、2022年のミナヅキは上記の3本でお送りします。
また次回も見てくださいねー
じゃーんけーん、ぽんっ
うふふふふ〜
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